カーポートの除雪に便利なトンボの作り方と積雪被害の注意点

雪の少ない地域での思わぬ積雪で気を付けたいのが、カーポートの積雪です。
アルミ等、金属製のカーポートでは雪の加重がかかり、屋根のアルミ部分が変形すると、雪が溶けても元の状態には戻りません。

早めの除雪が被害を防ぎます。
カーポートの除雪に便利なのが、グラウンドの整地等に使うトンボです。

即席で簡単に作れるトンボをカーポートや周辺の除雪に利用しましょう!

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カーポートの積雪被害と注意点

雪の積もる事がが少ない地域でも、今年の元旦から2日間降り続いた雪で、カーポートには、30センチ程の積雪があり、直ぐには溶けませんでした。
30センチも積もれば、積雪地域では少ない、カーポートの被害も見られるようになります。

カーポートの種類

カーポートには、50センチの積雪にも耐える、積雪地帯用と20センチ未満対応の通常地域用があり、通常地域での被害と注意点を紹介します。

両柱タイプのカーポート
4隅に柱があり、屋根が片流れの両柱タイプでは、積雪で屋根中央部のアルミ材が垂れる事があります。
僅かであれば復元しますが、下から目視できる程垂れ下がっていれば戻らない事もあります。

中央部の積雪をある程度、取り除けば被害は防げます。
こんな場合に、トンボが重宝します。

片柱タイプのカーポート
よく見かける片側支持の片柱タイプです。
強い風には耐えられますが、積雪では一気に変形する場合も考えられます。

片柱タイプカーポート足元のコンクリート
片柱タイプで柱の足元のコンクリートが柱固定用の根巻き部分だけで、ガレージは土や芝生の場合、積雪加重に耐えられず足元から傾く場合があります。
傾いたカーポートは元に戻してコンクリートで補強すれば被害は少ないですが、駐車中の車に傷や凹みが出来兼ねません。

柱のない部分だけでも積雪を取り除けば被害は防げます。

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屋根からの落雪にも注意!

敷地が狭く、建物に併設しているカーポートでは、屋根からの落雪にも、注意が必要です。
屋根からの落雪は一気に滑り落ちるので衝撃や破壊力は想像以上にあります。

片柱タイプで落雪の可能性があれば、カーポートのオプションにある、脱着式サポートを使うか、
4センチ程度の角材をT型かH型にしてサポート柱として受けてやれば被害は防げると思います。

トンボの作り方

トンボの作り方
グラウンドの整地等に使うトンボの作り方ですが、DIY好きには簡単に作れます。
3~4センチの角材が2mと1m、斜めに支える方杖用に板材2m程、50~75ミリのビスがあれば10分程で完成です。

あまり重すぎない様、細めの角材で作り、前部分だけ角材を付け加える事もありです。
ビスがあれば何だって出来ますネ!
必要なくなれば、ビスを解いてやれば片付きます。

最後に

簡単に作れるトンボやサポート柱が大切な車やカーポートを守ってくれます。
被害を受ける前に角材だけでも準備しておきましょう!

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