窓を開け、新鮮な空気を取込むには、網戸が欠かせませんが、網戸に穴が開いたり破れていては、虫や蚊が入ってくる原因になります。
網戸を自分で張替えるコツを覚えれば以外と簡単で、費用を抑えることができます。
ホームセンターで購入できる網戸や押さえゴムの種類とネットサイズの選び方、綺麗に張替える為のコツや方法について紹介します。
網戸や押さえゴムの種類とネットサイズの選び方
ホームセンターには、様々な種類の網戸や押さえゴムが並んでいます。
せっかく買った網戸を無駄にしない為にも、選び方を紹介します。
網戸の張替えに必要な道具
網戸の張替えにはゴムを押えるローラー、網戸を仮押さえするクリップ、余分なネットやゴムを切断するカッターナイフ、網戸のサイズを測るメージャーが必要になります。
ローラーやクリップはセットで販売されています。
ネットカラーと網目の種類
ネットの材質にはポリプロピレン製が多く、耐候性に優れています。
従来の網目のサイズは18メッシュが多く、小さな虫が入りやすいサイズでしたが、最近は24メッシュや26メッシュと細くなっています。
網戸のネットカラーには従来からの白に加え、黒(ブラック)があります。
白は内側からの視界が白っぽく霞んで見えますが、ブラック色は網戸が無いと思える程、視界がスッキリとする為、最近の主流になっています。
只、外からの視界も良くなる為、外側が白、内側がブラックのリバーシブルタイプも販売されています。
ネットサイズの選び方
ネットサイズは予め一定の長さに切った製品が多く、適切に選ばないとロスが生じる事になります。
例:巾91cm×2mタイプ 90cm×1.8m×1枚 90cm角×2枚 90cm×60cm×3枚
例:巾145cm×2.5mタイプ 90cm以上の巾広網戸や70cm迄のタイプ
ネットは縦、横関係なく使用できますので、張替え予定の網戸サイズをメモして、効率よく裁断して下さい。
押さえゴムの種類と太さ
ネットを押さえる、押さえゴムには太さが3.5、4.5、5.5,6.8ミリ等がありますが、細すぎても太すぎても押さえられません。
張替える網戸の古い押さえゴムを5センチ位切り取り、ホームセンターで比較して購入して下さい。
押さえゴムにも、白っぽいグレーとブロンズ色があり、ネットカラーに合わせて下さい。
網戸の張替え方法
購入ネットには図解でアルミサッシ網戸の張替え方、パンフレットが付いてる場合は参考にして下さい。
網戸枠サイズのネットを網戸枠に置き、たるみが出ない様クリップで仮押さえします。
押さえゴムを溝の部分に合わせ、ローラーで押えて行きます。
張り終えればネットの余分な部分をカッターナイフで切断します。
綺麗に張替える為のコツ
綺麗に張替える為には、ネットの網目を網戸枠に添って平行に押える事で、たるみが出にくく、余分なネットの切断面も綺麗になります。
ローラーで押えると、クリップだけではネットが引っ張られて行きますが、余ったゴムや古いゴムで数箇所仮押さえしておくと、ネットがずれる事無く、平行に押さえる事ができます。
押さえゴムは伸びる場合もあるので、コーナー部分で2本か4本に切って継いで行きます。
押さえ直しの際にも便利です。
ローラー面には出っ張りがありますが、出っ張り部分を内側にして押さえるとネットが切れる場合があります。必ず、外側にして押えて下さい。
網戸の張替え完成です!
最後に
1枚張替えれば要領が掴め、意外と簡単な事が分かると思います。
テーブルや畳の上で張替えができます。
手軽にできる網戸の張替えを、ご家族一緒に楽しみながら挑戦して下さい!
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