丸のこの直線定規以上に利用用途の多いのが丸のこの直角定規です。
合板から棚板材、石膏ボード等、正確な直角切断には欠かせません。
作業効率が大幅にアップする、丸のこ直角定規の作り方を紹介します。
市販の直角定規
画像は、市販のLアングルと称する直角定規です。
軽量で耐久性があり、使用頻度の多いプロが良く使用しています。
丸のこ定規以外にもカッターナイフによる切断にも利用されます。
裏面には切断面と直角の部材が固定されています。
プロ用には用途に応じた各種のサイズがありますが、価格も1万円前後とDIYにとってはチョット高いのでは?
しかし、手作りで同じ用途やそれ以上の直角定規を簡単に作ることができます。
丸のこ直角定規の作り方
幅900で長さが500前後の4~9ミリ厚の合板を2枚用意します。
2枚の合板を丸のこの刃からベース端までの幅以上にずらして固定します。
固定方法は直線定規の作り方と同じですので、丸のこ直線定規の作り方を参考にして下さい。
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固定すれば、上の合板に丸のこのベース端を合わせ丸のこの刃の出を調整して、下の合板を切断します。
切断面を切断印に合わせれば、正確な切断ができる事になります。
汎用性を重視する市販の直角定規には無い手作りならではの便利機能です!
直角部材の固定
裏面に切断面と直角になる部材を固定します。
部材は曲がりや反りのない、真っ直ぐで狂いの生じない材料を使用します。
厚めの合板や木目が綺麗な角材が適しています。
木目が悪い材料は木目に添って割れたり、反ったりしやすい。
裏面の端1ヶ所にビスで部材を固定します。
手作り直角定規の最も大切なポイント!
部材と切断面が直角になる様、さしがねを当て、部材を調整しながら固定します。
直線定規は直角にする事が全てです。慎重に固定して下さい。
裏面の部材を切断材料に添えれば直角に切断できます。
墨を打ったり、両端に印を付けなくとも、手前1ヶ所の印でOKです!
取っ手(持ち手)を取り付けて完成です!
画像の斜め材料部分でカットすれば、市販のLアングルに似た直角定規になります。
手作り直角定規の利用用途
直角定規があれば、化粧合板、コンパネ合板、集成板、棚板、フローリング材、2×4材、石膏ボード、キッチンパネル、アクリル板等の正確な直角切断が可能になります。
サイズも200、600、900等、各自で利用用途に応じた大きさを作れば製作精度や範囲も広がります。
注意点
いろんな用途に利用できますが、丸のこの機種や刃の種類が変われば丸のこの刃からベース端までの幅が変わるので、それぞれの専用直角定規にする必要があります。
化粧合板やフローリング材等、仕上げ加工された材料は、必ず裏返して裏切りにして下さい!
最後に
切断面が直角に切断できるので、残った材料の面も直角ですよネ!
切り直す必要もなく、作業効率や精度が大幅にアップしますヨ!
是非、用途に合った手作り直角定規を作成してみて下さい!
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