電気カンナが1台あれば、DIY,日曜大工の作品作りの作業もはかどり、綺麗に仕上がります。
電気カンナや自動カンナの種類と使い方について紹介します。
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電気カンナの種類と使い方
電気カンナは2枚のカンナ刃(ブレード)をモーターの回転で、木材や板材の表面を削る目的で使いますが、プレナ加工やプレな仕上げと表現しています。
豆カンナの特徴と使い方
片手で使える電気カンナを豆カンナ(俗称)と呼んでいます。
- 特徴
手軽に片手で使え、作業台以外でも利用できます。 - 加工サイズ
カンナ刃の削り幅が8cm程で、それ以内の材料の加工に適しています。
削り厚も1~2mmが無理なく削れます。 - 使用目的
価格も手軽でDIY,日曜大工に最も適した電気カンナです。
ペーパー掛けや塗装前、材料の厚みの調整や仕上げに利用できます。
削り幅以上の材料加工には段差が出来ないよう注意しましょう。
電気カンナの特徴と使い方
- 特徴
主に作業台や削り台で使用します。
よく研いだ刃で薄く削れば綺麗な仕上がりになります。
豆カンナ以上にかんな盤が長いので凹凸や反り、曲がりも解消できます。 - 加工サイズ
カンナ刃の削り幅が12cm程で、それ以内の材料の加工に適しています。
削り厚も1~2mmが無理なく削れます。 - 使用目的
一般的な柱材や角材の10~12cmに適した電気カンナです。
ペーパー掛けや塗装前、材料の厚みの調整や仕上げに利用できます。
手かんなで表面仕上げを行う場合にも薄く削り、材料面を平に加工します。
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自動カンナの種類と使い方
自動カンナも電気カンナと同じく表面を削るプレな仕上げですが、固定材料の上を動かす電気カンナと違い、固定された自動カンナの中を材料が動いて削れます。
材料の厚みを揃えて削る事ができるのが最大の特徴です。
自動カンナには工場や作業所で据付けて使用する大型自動カンナ盤からキャスター付きで移動可能な中型自動カンナ盤、持ち運び可能なミニ自動カンナまで多くの種類がありますが、DIY,日曜大工に最も適したミニ自動カンナを紹介します。
ミニ自動カンナ
- 特徴
手軽に持ち運びが可能でガレージや庭の空きスペースで利用できます。
材料が移動するため、材料の長さの倍以上のスペースが必要です。 - 加工サイズ
カンナ刃の削り幅が24cm程で、それ以内の材料で機械の中を移動できれば切削可能です。
材料の厚みも12cm程まで可能です。
削り厚は材料幅で負荷が違いますので、薄く何度も削る事が最適です。 - 使用目的
ミニ自動カンナでも切削性能は据付タイプと大差なく価格も手軽でDIY,日曜大工に最も適した自動カンナです。
材料の厚みを揃える板材の仕上げに最適です。
大工の親父からのワンポイントアドバイス
電気カンナや自動カンナはカンナ刃が命!
切削前に小石やゴミを取り除き、刃が欠けない様に注意しよう!
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