diyで木造住宅のフローリング床をリフォームする場合にフローリング床の構造を知っていれば安心で安全なリフォームがスムーズに出来ます。
床下地の仕組みを理解した上でリフォームに取りかかって下さい。
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床下地の構造とフローリングの種類
画像は古いフローリングを解体した状態です。
床の構造
- 根太
45mm角(1.5角)の根太が303mm(1尺)ピッチに入っています。 - 大引
根太を受ける90mm角(3寸角)の大引が910mm(3尺)ピッチに入っています。 - 床束
大引を支える床束が910mm(3尺)ピッチに入っています。
床下地を全て撤去して、新しく大引、根太を入れ替えます。
根太の間に床用断熱材を引き詰めます。
針葉樹合板の下張り後、無垢のフローリングをボンドと釘の併用で貼ります。
フローリングの種類
一般的住宅の床材に広く使われている、フロアーと呼ばれる厚み12mm(4分)巾が303mm(1尺)長さ1820mm(6尺)の合板の表面にナラ材等の単板を張り合わせた塗装済み製品です。
桧や松の無垢材のフローリングで厚み15mm~巾が105mm~長さ4000mm(2間)が主ですが、無塗装品、塗装品、巾や厚みの種類も様々です。
無垢材を積層に加工した、長さ1820mm(6尺)もあります。
縁甲板とも呼び縁側や廊下によく使用されます。
縁甲板にもフロアーと同じく合板に単板を張り合わせた製品もあります。
大工の親父からのワンポイントアドバイス
床下地の仕組みやフローリングの種類を理解した上でリフォームに取りかかってみよう!
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