本棚や収納棚の基本
枠組み工法による作り方を覚えれば、TVボードやカウンター、机等、箱型タイプの作品に応用出来ます。
本棚や収納棚の大入れ加工による作り方
洗面所のタオルや洗剤程度の軽い収納品の棚とは違い、本棚や収納棚の棚板部分にはかなりの荷重がかかります。
軽量収納棚では、両側の側板に棚板を寸法の長さではめ込み、側板からビスで止めれば完成できますが、本棚や収納棚では、荷重がかかるので、大入れ加工で棚板を側板に取り付けします。
大入れ加工にする事で、側板からビスで止めれば開いたり、棚板が反ったりする事も無く、本やTVの荷重にも耐える事が出来ます。
荷重のかかる箱型階段も殆んどが大入れ加工されています。
枠組み工法で側板と上下の板を箱状に組み、棚板をはめ込みます。
棚の奥には裏側から化粧板を貼ります。
化粧板を貼る事で収納品が奥から落ちるのを防げます。
収納棚によるスペースの有効利用
画像は階段下スペースを押入れと収納棚に利用した例です。
収納棚の裏は押入れとして別の入口を設けています。
奥行きのある部分と浅い部分で収納品の使い分けと新たな小物用収納棚を設けています。
大工の親父からのワンポイントアドバイス
画像の様な作品は無理等と思わないで意欲と根気で挑戦してみよう!
やればできる!