木製貴重品箱(木箱)の作り方

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国宝級?漆喰仏像保管用木箱の作成依頼を請け製作開始!

昔から杉や桧の木箱は湿度の調節効果もあり貴重品庫として愛用されています。

大きさや深さを変えれば利用法や用途はいくらでもあります。

木製貴重品箱(木箱)の作り方を紹介します。

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漆喰仏像保管用木箱の作成

木製貴重品庫(木箱)イメージ図

イメージ図の様な寸法の木箱を作成しますが、内寸のサイズですので、

板の厚みを考慮して広い板が必要になります。

杉板の木取りと加工

木箱加工前杉板

木箱の作成には厚さ12ミリ、巾300ミリと厚さ15ミリ、巾240ミリの杉板を使用します。

巾300ミリの杉板は底板と天板、巾240ミリの杉板は側板と補強用に使います。

荒木の杉板の両面を自動カンナ盤で削ります。

節や傷跡をできるだけ避けて木取りをして長めに仮切断しておきます。

木取りした深さ230ミリに使用する巾240ミリの杉板を巾230ミリに加工しておきます。

杉板の手かんな仕上げ

木取りをした杉板の表面の綺麗な木表面を外側の見える面にしたいので、

手かんなで仕上げをかけます。色艶や手ざわりがプレナ仕上げとは大きく変わります。

これで、正確な板厚が決まりました。

寸法通りに切断します。

杉板の切断

内寸270ミリの板は画像の様に直角に270ミリに切断します。

内寸360ミリの板は板厚2枚分長めに切断します。

板幅と板厚の直角か否かで木箱の組立精度が変わってきますので、最も大切なポイントです。

切断済み杉板

底板も正確に切断します。

木箱の組立

木箱の組立

木箱の組立には長さの違う真鍮釘を使い、木工ボンドを併用して固定します。

隅補強金物と真鍮釘

隅補強金物は最後に取付けます。

木箱蓋の組立

木箱の蓋は木箱の外寸法より2~3ミリ広い内寸法にして加工、組立ます。

木箱の蓋(天板)は目立ちますので底板より綺麗な板を選んで下さい。

蓋が出来れば木箱に被せ、木箱の補強をします。

木箱の補強

木箱の補強により柔らかく弱い杉板の木箱と蓋の割れや反り、狂いを補います。

補強板は持ち手の役目も果たします。

木箱の金物補強

最後に金物で隅部分を補強して完成です。

補強金物は装飾の意味合いで使用していますので、無くても補強板だけで、

充分耐えられる作品に仕上がっています。

文字入れによる木箱の価値

昭和初期の木箱

我が家に残る昭和初期の手作り木箱です。

中身は木皿や茶器などと様々ですが、文字入れされている事で木箱に愛着があり、

価値観を感じています。

DIYで木箱を作り、大切残したい品や書物があれば、是非、

筆で文字入れされる事をお薦めします。

次の世代まで大切にされる事、請け合いです!

その為にも丈夫で立派な作品作りを目指しましょう!

 

大工親父のワンポイントアドバイス大工の親父からのワンポイントアドバイス
底板の直角切断に合わせて木箱を固定しよう!
蓋や補強板寸法は木箱の現物当たり寸法で少しずつ順番に切断していこう!

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大工の親父(古川)です。

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