DIY,日曜大工初心者でも作りやすい、庭や屋外で使用する机やテーブルの作り方を準備編に続き制作編で紹介します。
材料の木取りをしよう!
安全作業の心得で、作業にふさわしい服装等、確認してください。
安全に日曜大工の作業を行うには、それなりの心得が必要です。ちょっとした気の緩みが怪我につながります。安全に作業を行う注意点をお伝えします。特に怪我につながりやすいのは作業向きでない服装や身なり健康状態が思わしくな[…]
準備編で図面を描き材料の拾い出し、材料の準備が出来ました。
制作にあたり、図面に基づいて材料を選びます。
作業台に材料を並べます。
作業台の制作はあったら便利な道具 仮設作業台をご覧下さい。
日曜大工といえば、休日にガレージや庭の空きスペースで材料を広げて作業を行うのが殆ど、そんな時に便利なのが仮設作業台です。大工さんが現場で使っている、無くてはならない便利な道具です。コンパクトに収まり車や持ち運びも便利です。[ad[…]
テーブルの天板には出来るだけ綺麗な材料を使い、裏側でそれ以外を使えば良い作品に出来上がります。
材料を適材適所に選ぶ事を木取りと呼びます。
テーブル材料の切断
材料の切断に、電動丸のこを使用する場合には、電動丸のこを安全に使用する為の注意点をご覧下さい。
電動丸のこの使用には危険を伴います。安全に使用する為のポイントを紹介します。[adcode]作業にふさわしい服装作業前に服装の確認です。靴 動きやすく滑りにくい靴素足にスリッパは怪我の元です。上着 手元や胸元[…]
材料のロスが出ない程度に長めに切ります。
天板90センチは3mを三切り、1mに切断、組立後に最終切断します。
その他は図面寸法通り鉛筆等で墨を引き切断します。
組立後に手のこで切れる箇所は後で切る方法もあります。
画像のようにベニア板に原寸図を描くと、脚の角度が分かります。
大工さんは正確な寸法や角度、勾配を知るために描きます。
クセがねや丸のこのスライド定規の角度を決める場合にも利用します。
図面に基づいて組立よう!
テーブルの天板、足2ヶ所を組み最後に組立ます。
テーブルの天板材と裏桟のとめ方
天板材の上からとめる方法と裏桟からとめる方法があり、ビスや釘でとめますが、今回は綺麗に仕上がる、裏桟からビスでとめます。
材料幅が6センチの場合、隙間を1センチ開け裏桟に7センチピッチで印を付けるか、1センチ厚の定規板を挟み止めていきます。
折りたたみ足の組み方
折りたたみ足をXにする為に交差する中心に10ミリの木工キリで穴を開け、9ミリのボルトを通し、座金を入れ、ナットで締めます。
交差する部分には2枚以上の座金を入れ開き具合を調節します。
交差する中心が足の長さの2等分で上下の開きが同じになるので2等分か下の開きが、やや大きくなる部分に穴を開けます。
上下の角度の付いた端部分は開いた状態で水平になる角度にします。
2ヶの足の上下部分を図面の様に繋ぎます。
天板材の調整
天板材の裏桟に折りたたみ足を乗せ、内側に裏桟を少し余裕を持たせ挟みます。
裏桟を固定します。
最後に天板材を寸法通りに切断します。
テーブル天板、折りたたみ足の完成です。
次は仕上げ、塗装編です。
大工の親父からのワンポイントアドバイス
テーブルの天板は木表を仕上げ面にすると綺麗に見えるよ!
木材の特徴を知る事で上手な使い方が分かります。木材の性質と綺麗に仕上げる為のコツを紹介します。[adcode]木材の特徴写真は木造住宅の柱に使われる桧の角材です。柱材は丸太を製材して中心(芯)から角材にします[…]