小屋の詳細図とタル木掛けの作り方

DIYで小屋や物置を作るとき、家の周りをストックヤードとして使いたいですが小屋の詳細図で勾配やタル木掛けの要領、作り方が分かれば誰でも挑戦できます。
電動丸ノコを使って勾配になったタル木掛けを正確に加工する作り方を紹介します。

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小屋の詳細図

小屋詳細図
物置や物干しに利用される事が多い、家の壁から屋根を出す小屋の詳細図です。
中間は省略し、主要部分だけをピックアップしています。

屋根勾配は3寸勾配、10センチで3センチ下がります。
屋根にはポリカ波板等を使うため、2寸~3寸の勾配が最適です。

赤文字がタル木掛けで、タル木を受け、屋根を支える部材です。
4,0~4,5センチ×10,0~12,0センチの材料を使います。

壁内部の柱や間柱にビスで固定します。
タル木掛けを予め屋根勾配に加工しておけば、正確に位置出しも行えます。

タル木掛けの電動丸ノコを使った作り方

タル木掛けの作り方
タル木掛けに使う材料の側面に勾配墨を印します。
45ミリ幅、3寸勾配で13.5ミリ下がります。

タル木掛けの作り方-2
くせがねを使って角度を合わせます。
角度が狂わない様に注意して固定します。

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タル木掛けの作り方-3
電動丸ノコの前後にある、丸ノコ盤の角度調整ネジを緩め、くせがねの角度に丸ノコ盤と刃の角度を合わせ、しっかりと固定します。

タル木掛けの作り方-4
電動丸ノコを後方から見た画像です。

タル木掛けの作り方-5
丸ノコ定規を使い、タル木掛け材料の幅に固定します。
タル木掛け材料が動かない様、固定をしたり押えながら切断して行きます。

電動丸ノコ刃の善し悪しで切れ味も変わりますが、煙が出る程であれば、中止して、丸ノコ刃を新しい刃に取り替えて下さい。
怪我の原因は無理な作業にあります。注意して作業を行なって下さい。

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電動丸ノコ、定規(ガイド)の使い方

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くせがねを使って角度を合わせれば
タル木掛け以外の角度のある加工にも応用できるヨ!

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