本格的な本棚や収納棚の作り方を紹介します。

DIY,日曜大工で、画像の様な本格的な本棚や収納棚を 作ってみませんか!
道具や経験も必要ですが、何よりも時間が掛かっても完成さす意欲と根気があればプロ顔負けの作品も必ず作れます。

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本棚や収納棚の基本

本棚や収納棚は枠組み工法で作成します。
枠組み工法による作り方を覚えれば、TVボードやカウンター、机等、箱型タイプの作品に応用出来ます。

木造住宅の箱型階段も同じ組み方で出来ています

本棚や収納棚の大入れ加工による作り方

洗面所のタオルや洗剤程度の軽い収納品の棚とは違い、本棚や収納棚の棚板部分にはかなりの荷重がかかります。
軽量収納棚では、両側の側板に棚板を寸法の長さではめ込み、側板からビスで止めれば完成できますが、本棚や収納棚では、荷重がかかるので、大入れ加工で棚板を側板に取り付けします。

大入れ加工とは棚板の厚み分、側板を5ミリから1センチ彫り込み棚板全体をはめ込む加工法です。
大入れ加工にする事で、側板からビスで止めれば開いたり、棚板が反ったりする事も無く、本やTVの荷重にも耐える事が出来ます。

荷重のかかる箱型階段も殆んどが大入れ加工されています。
側板の彫り込みを寸法に合わせて加工する技術が必要ですが、電動トリマーやルーターか丸のこと、ノミを使って少しづつ、刻めば(すきとる)出来ます。

枠組み工法で側板と上下の板を箱状に組み、棚板をはめ込みます。
棚の奥には裏側から化粧板を貼ります。

化粧板を貼る事で収納品が奥から落ちるのを防げます。
それ以上に本棚の揺れや歪みを防ぎ、壁に固定する場合にも、壁の下地に合わせてビス止めが可能になり、地震による倒壊を防ぎます。

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収納棚によるスペースの有効利用

収納棚-1
画像は階段下スペースを押入れと収納棚に利用した例です。
収納棚の裏は押入れとして別の入口を設けています。

奥行きのある部分と浅い部分で収納品の使い分けと新たな小物用収納棚を設けています。

収納棚-2
ブラインドを付ける事でインテリアとしての収納棚や目隠しの効果もあり、利用目的による様々な使い分けやアイデア、工夫によりスペースの有効利用が可能になります。

大工親父のワンポイントアドバイス大工の親父からのワンポイントアドバイス
画像の様な作品は無理等と思わないで意欲と根気で挑戦してみよう!
やればできる!

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