のこぎりの種類と使い方

ホームセンターには沢山の、のこぎりが並んでいますが、いざ購入となると分からないまま、適当に選んでいませんか!
DIY,日曜大工で最低限必要な道具の中から、のこぎりの選び方を紹介します。

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のこぎりには沢山の種類が用途別にありますが、ホームセンターに並んでいるのこぎりで、特徴と使い方を紹介します。

のこぎりの種類と使い方

画像内の、のこぎりには縦引き用、横引き用、新建材用があります。

縦引き用
縦引き用は木材や板を木目や繊維に沿って上下に切る場合に使います。

刃は粗いめで、アサリが少ないのが特徴です。
角材や板材を縦に切る場合に使います。

横引き用
木目や繊維を直角(横)に切ります。

刃が縦引きより細かく、アサリが出ています。

アサリとは
アサリとはのこぎり刃が交互に左右に反って出ている事で、切断面の摩擦を防ぎ、切り屑を押し出す効果があります。
アサリが無くなると、摩擦で動かしにくくなります。

新建材用
新建材や合板には木材の様に縦、横が無いので刃が細かく厚みも薄く出来ています。

画像の(1)替刃式両刃のこぎり
縦引き、横引きに別れ、刃の粗さも265と一般の角材向きです。

画像の(2)目立て式両刃のこぎり
替刃式が出回るまでは全て目立て式でしたが、目立て費用より替刃の方が安く購入出来る為、目立て式の需要が減少しています。

(2)の、のこぎりは210と細かいので化粧材や精密加工向きです。

のこぎりの種類と使い方

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目立てとは
刃が切れる様にヤスリで刃を研ぐ作業で、熟練技術の専門職です。

画像の(3)替刃式片刃仮枠のこぎり
仮枠のこぎりですが、荒切りや丸太、植木等万能向きです。

画像の(4)替刃式片刃新建材用のこぎり(メーカー名レザーソー)
ベニア板や合板向きで、大工さんの必需品です。
刃が細かく、切り口が荒れません。

厚みが薄いので、引き方が安定しないと曲がる恐れがあります。
替刃を部材毎に使い分けられる様に準備しておくのがベストです。

画像の(5)(6)(7)(8)(メーカー名ゼットソー)の替刃式のこぎり

画像の(5)替刃式片刃横引き300
木材、角材の荒切り用です。

画像の(6)替刃式片刃万能265
一般に265が扱いやすいのこぎりですが万能タイプとはいえ、替刃の使い分けがベストです。

画像の(7)替刃式片刃横引き265
電動丸のこの普及でのこぎりの使用頻度が減りましたが、
このタイプはベストセラー商品で広く利用されています。

画像の(8)替刃式片刃万能240
刃が細かいので精密加工や新建材用に利用できます。
(4)のタイプより厚みがあるのでDIYにはこちらがお薦めです。

のこぎりの選び方

DIY,日曜大工初心者のベストチョイス例
(1)替刃式両刃のこぎりと(8)替刃式片刃万能240

電動丸のこ使用者のベストチョイス例
(7)替刃式片刃横引き265と(4)替刃式片刃新建材用のこぎり

DIY,日曜大工上級者のベストチョイス例
(2)目立て式両刃のこぎりと(4)替刃式片刃新建材用のこぎり

大工親父のワンポイントアドバイス大工の親父からのワンポイントアドバイス
のこぎりも刃物だけに、砂やセメント、釘や金属に触れたり、切ったりは、直ぐに切れなくなるので禁物だよ!
濡れれば直ぐに錆びるので拭き取って保管しよう!

最後に

のこぎりは電動丸のこに比べ作業効率は劣りますが安全に作業を行えます。
精密切断には熟練が必要ですが経験を重ねる事で要領が掴めていきます。

替刃を使い分け自分だけの創作作品を作り上げて下さい。

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