電動丸ノコ、定規(ガイド)の使い方と工夫

電動丸ノコに付属する丸ノコ定規(ガイド)を使えば、木材や板材を同一幅に加工する事が出来ますが一工夫を加えれば更に便利に使用する事が出来ます。
正確な加工をする丸ノコ定規の使い方と工夫を紹介します。

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付属の丸ノコ定規(ガイド)の特徴

電動丸ノコ定規スライド面
通常の電動丸ノコに付属する丸ノコ定規(ガイド)は丸ノコ盤前面に取付けますがスライド面の長さが8センチ前後と短く、切断が終わる前に丸ノコ定規が材料から外れるため 最後の切断面が振れ正確な加工が難しくなります。

電動丸ノコ定規切断幅
通常の定規の挿し方では、5センチ以内の幅は切断出来ません。

電動丸ノコ定規逆挿し
逆側から定規を挿せば数ミリの幅でも可能ですが、電動丸ノコ進行方向にかかる力と逆らって引っ張る形で定規を押さえるため、正確な加工が難しく、厚みのある材料の加工には 向きません。

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電動丸ノコ定規の工夫

電動丸ノコ定規の工夫
丸ノコ定規が材料から外れるのを防ぐために、プレナ加工した一定長さの角材をスライド面に取付けます。
丸ノコ定規(ガイド)には予め穴が開けられてあるので、角材厚に合ったビスで固定します。

丸ノコ定規による安全で正確な加工
切断が終わっても、丸ノコ定規がスライドするため、安全で正確な加工が可能になります。
殆んどの大工さんが行なっている丸ノコ定規の使い方と工夫です。

丸ノコ定規と切断幅
通常の定規の挿し方で、3センチまでの幅の切断が可能になりました。
取付ける角材幅を広げれば数ミリ幅の加工も出来ます。

最後に

電動丸ノコの使用には危険がつきものです。
ちょっとした工夫が怪我を防ぎます。

簡単に出来る角材の取付けで板材や合板材、フローリング材の正確な加工と安全な切断に心がけて下さい。

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